滞在型のスローツーリズムで見えてくる

里山の営みにとけこみ旅する

能登半島のちょうど真ん中あたり。志賀町熊野地区には、田園と山林が織りなす日本の原風景が広がります。近頃は“のとくまの”という愛称で呼ばれている地域です。かつては薬草の名産地として知られ、地域ぐるみで薬草づくりに取り組み、栄えました。今なお自然と調和しながら営まれる里山の暮らしにとけこんで、ゆったりと過ごすことができます。

トップ里山の営みにとけこみ旅する滞在記 Slow-4

Slow-4

束の間のほどよい田舎暮らし

どこか懐かしさを感じるゲストハウス『machinaka-hanare みんなのお家』。

のとくまのの普通のおうちに泊まれる。震災後の復旧期にはボランティアの宿泊所としても活躍した。

ゲストハウスで
自由気ままに。

過不足ない調度品が揃ったちょうどいい広さの部屋は居心地がいい。

部屋から外を眺めると、お隣さんが家庭菜園での作業に精を出していた。

『古民家 こずえ』から車で20分ほどのところに、『machinaka-hanare みんなのお家』があります。空き家となっていた大きな民家を改装したゲストハウスです。1〜3名用のベッドルームが4部屋。共有スペースは、キッチンとシャワールームの他に、大きな和室3部屋と、広い縁側を使うことができます。
荷物を置いて近所を散策してみました。のどかな場所ですが、徒歩圏にコンビニやドラッグストア、飲食店が揃っているので、ライトに田舎暮らし気分を味わうにはちょうどよい立地です。海までは歩いてすぐ。自転車をレンタルして海岸線を走ってみたら、かわいらしい福浦灯台や、穏やかな入江に造られた福浦漁港にたどり着きました。有名な観光スポットをめぐるのもいいけれど、ぶらりと回って隠れた名所に出会えるのは旅の醍醐味です。次回は志賀町を代表する景勝地・巌門を海から眺める遊覧船に乗ってみようかな。

囲炉裏のある居間や広々とした和室でくつろげる。

入り組んだ海岸線が続き、海は多彩な表情を見せる。

松林の中の遊歩道を進むと福浦灯台が現れた。白い壁と青空のコントラストが美しい。

灯台の横には腰巻地蔵が。北前船の船員と遊女の悲恋のエピソードを伝えるお地蔵さんだ。

『machinaka-hanare みんなのお家』から歩いてすぐの砂浜で、思わず夕日に見とれる。